税理士試験 本試験会場の下見をするべきかどうかについて、
下見をする派、しない派両方存在します。
私に限っていえば下見は「絶対にする派」です。
本日は下見をオススメする5つの理由について解説します。
本試験会場の下見をオススメする5つの理由
本試験会場の下見をオススメする5つの理由について解説します。
まず、5つの理由は下記の通りです。
・本試験当日道に迷わない
・受験会場のイメージができる
・当日の試験会場内での勉強場所を決められる
・当日寄れそうなコンビニやカフェに目星をつけられる
・勉強漬けの日々の気分転換にもなる
一つずつ解説していきますね。
本試験当日道に迷わない
これは下見の一番のメリットですね。
私は簿財の受験時、受験会場のルートが分からなくなり、
タクシーを使ってなんとか到着した思い出があります。
その年は無事に合格できたから良かったものの、
下見をしなかったことで当日めちゃくちゃ迷い
正直勉強どころではありませんでした。
本試験会場へのルートもしっかりと頭に入れておく。
これも理論暗記と同じくらい重要です。
当日に変な汗をかきたくない方は下見をオススメします。
受験会場のイメージができる
下見をする際、どこまで詳しく本試験会場を見渡せるかは行ってからでないと分かりません。
もしかしたら教室は入れないかもしれませんし、
教室は全て解放しているかもしれません。
試験会場によって、受験するときの机が全く異なります。
そしてこの「机の違い」は時に受験生のメンタルにも大きな影響を与えます。
試験会場の机事情(私は全科目試験会場が違いました)
簿財・・・超快適。広々と使える
消・・・奥が高く手前が低い机。手を離すと用紙が滑り落ちる。最悪。
法・・・3人席に2人。まあ快適
相・・・小学校のような机。問題と解答を広げるスペースない。最悪。
当日驚かないように下見は必須です。
— じぇいりし (@Liveawiselife) May 23, 2020
このツイートの通り、机によってはかなり苦しい思いをすることになります。
下見をすることによって運良く教室を確認することができたら
事前にどのような机かを偵察することもできますね。
ちなみに個人的にオススメなのが、オープンキャンパスの日に偵察することです。
ほとんどの教室を開放しているのでかなり詳しく下見できます。
パンフレットをたくさん配られて非常に恥ずかしかったのは秘密です。
当日の試験会場内での勉強場所を決められる
試験当日の教室が解放されるまでの時間、
受験生は本試験会場内の思い思いのところで理論を読んだりノートを見返したりしています。
いわゆる「最後の追い込み」ってやつですね。
事前に下見をしておけば、本試験当日の最後の追い込みをどこでするか
ある程度の目星をつけておくことができます。
試験当日は1分1秒でも追い込み時間を確保することが望ましいので
個人的にこれはめちゃくちゃ重要だと思っています。
私は試験当日は必ず「外で追い込むタイプ」でした!!
当日寄れそうなコンビニやカフェに目星をつけられる
試験当日の試験会場が空く前、朝早くにイートインで勉強がしたい!
このように考えている人もたくさんいることでしょう。
残念ながら皆同じことを考えています。
なので事前に下見をし、本試験会場周辺のイートインコーナー、カフェ、ネットカフェ等目星をつけておきましょう。
本試験当日、かなりうまく立ち回ることができますよ。
私は近くのホテルによく前泊していました。
勉強漬けの日々の気分転換にもなる
本試験会場の下見をするのは恐らく6月や7月の初め頃になるかと思います。
このタイミングって、ひたすら勉強に打ち込んでいるときですよね。
こんな時だからこそ、あえて下見をすることで日々の勉強漬け生活の気分転換になります。
もちろん、行き帰りの電車は「理論テキスト持参」が前提ですけどね。
下見をオススメしない派の意見
ネットサーフィンしていると、数名「下見をオススメしない派」の方を発見しました。
オススメしない理由はズバリ、「勉強時間がなくなるから」でした。
勉強時間がなくなるというのは確かに否定しないのですが、
当日道が分からずめちゃくちゃ焦る方がよっぽど避けておくべきことです(経験者は語る)
このあたりはご自分の勉強の進捗状況との相談にもなりますが、
私は上記5つの理由から下見はしておく方が良いと考えています。
下見に行くタイミングは?
参考までに、私が下見に行っていたタイミングをお伝えします。
ズバリ6月後半から7月中旬の間でした。
本試験の1か月前から2週間前くらいというところですね。
このあたりで行くと気分転換にもなるし、
本試験会場を生で見ることでモチベーションも上がってきます。
ちなみに1週間前は勉強の追い込み時なので下見に行っている暇などありません。
下見を迷っている方へのアドバイス
下見を迷っている方への私からのアドバイスです。
下記に当てはまる方は下見に行くことをオススメします。
・緊張しがち
・方向音痴
・本番に弱い
これらの方は(私もそうでしたが)、
本試験における無駄なリスクを少しでも排除しておくことが
少しでも実力が出せるようになるコツです。
一発勝負の本試験で最大限の実力を発揮するために私が取り組んだことは下記の記事で解説しています。