日本の代表的な士業である8士業のうちの一つと言われている税理士。
そんな税理士になる夢を持った方に待ち構えている、狭く大きな門が「税理士試験」です。
税理士試験の難易度は想像よりも遥か高く、受験生活は正直言ってめちゃくちゃ苦しい日々です。
税理士試験は、早い人でも普通は3年、長い人であれば10年以上かかる人もざらにいます。
私の場合は4年かかりました。それでも早い方ですが。。
それでも、税理士試験に受かった後の景色は、言葉にできないような素晴らしいものであることも事実です。
この記事では、税理士試験という人生最大の強敵になろうかという試験への一歩を踏み出した方に向けて、
税理士試験の勉強を始めるにあたり、必ず必要となる3つのものをご紹介します。
・税理士試験で必ず必要となる3つのもの
・それぞれの選び方と筆者のオススメ
それではいきましょう!
税理士試験で必ず必要となる3つのもの
結論からお伝えします。
長い税理士試験の受験生活を送る上で必ず必要となるものはこの3つです。
・ボールペン
・タイマー
・電卓
他にも必要なものはたくさんありますが、これら3つは受験生活をしている間ずっと使い続けるのでこれから税理士試験を始める方は買い揃えておくべきものです。
実際に私は、ボールペン、タイマー、電卓の3つは、4年間の受験生活で同じものを使い続けました。
日々の学習、講義の受講、そして試験本番まで。
この3つは常に一緒なので、適当に選ぶと少なからず本試験に影響が出ることは間違いありません。
さらに、良いものを使い続けると自然と愛着も湧きます。
ここからは、私が実際に4年間使ってきた本当にオススメできる、ボールペン・タイマー・電卓をそれぞれご紹介します。
三種の神器その① ボールペン
まず一つ目は、ボールペンです。
「ボールペンなんて何を使っても一緒じゃない?」と思っている方。
残念ですが、それは違います。
税理士試験は、極端に解答用紙のスペースが狭い年がざらにあります。
そのような場合に、太字でインクが滲むボールペンを使っていたらどうでしょうか。
結果は容易に想像できますね、解答スペースがなくなる可能性があります。
また、計算式が間違っていた場合は基本的には二重線で修正することになり、残っている狭い余白に書き直すことになります。
なので、1.0のような太字のボールペンは基本的にNGです。
その他にも、税理士試験では青色のボールペンが認められており、黒色で書かれた問題用紙にメモをつけても後から分かりやすいように青色のボールペンを選択するのが望ましいです。
このようにボールペン一つとっても良いものを選ぶことが重要になります。
詳しくは下記の記事で、選び方のコツ・私がオススメするボールペンをご紹介していますので参考にしてみてください。
三種の神器その② タイマー
タイマーは、本試験で時間を測るために使用します。
タイマーを使用する一番の目的は、試験中にも時間戦略を常に考え、2時間という短い時間を有効に活用することです。
初めて税理士試験を受けようと思っている方に向けてもう少し砕いて説明をすると、
税理士試験は、2時間で解ききれない量の問題が出題されることが当たり前のようにあります。
そのため、試験問題が理論、計算と分かれていた場合、計算には70分、理論には50分といったある程度の目安を立てておく必要があります。
このように、本試験で時間を把握し、逆算して解答を進めるためにタイマーは必須となります。
税理士試験に使用するタイマーの必須条件・私がオススメするタイマーは、下記の記事でご紹介しています。
三種の神器その③ 電卓
税理士試験に電卓が必須ということは、ご存じの方も非常に多いのですが、電卓にどんな機能があったら税理士試験を受ける上で有利ということを知らない方はまだまだたくさんいます。
なかには、100均で購入したような名刺サイズのミニ電卓で試験を受けている人もいます。
試験会場で100均のミニ電卓で解いている方を見かけたことがあります・・・
電卓はボールペン・タイマーとは違い、少し値段も高くなる上に種類が豊富かつ、様々な機能がついているものもあるので
一番選ぶのに困るアイテムだと思います。
電卓の選び方が分からないという方、電卓を選ぶ時間があれば1分でも勉強したいという方は、
下記の記事で、電卓選びのコツと、たった一つ電卓を選ぶならこれ!というものをご紹介しています。
まとめ
本記事でご紹介した3つのものは、税理士試験の三種の神器といっても過言ではないくらい大切なものです。
私がご紹介したアイテムを買う必要は必ずしもありませんが、選び方のコツだけでも参考にしていただければ嬉しいです。
税理士試験でライバルと少しでも差をつけるために、良いアイテムを使ってみてください!
それではっ!