税理士試験

試験中の水分補給はしない方が良い3つの理由

真夏の過酷な2時間の税理士試験。

しかし、試験中は水分を一口も飲むことができない・・・

 

そんな一昔前の部活動のような税理士試験もついに、水分補給が認められることになりました。

本記事では、水分補給認められる範囲、水分補給の必要性についてお伝えします。

試験中の水分補給が認められました

第68回の税理士試験から、ようやく試験中の水分補給が認められました。

ここにたどり着くまで非常に長かったですね。

 

噂では、試験中に冷房も効いておらず水分も飲めずで熱中症になった方もいたとかいなかったとか・・・

 

国税庁HPにはこのように記載されています↓

⑷ 試験中の飲食は原則禁止としていますが、水分補給のため700㎖以下の蓋付きペットボトル1本に限り、
試験中、自己の責任において、机上に置いて飲むことを認めます。
ただし、ペットボトルカバー等の使用は認めません。

出典:国税庁HP 税理士試験受験案内

 

 

一般的な500㎖のペットボトルが主に対象ですね。

 

試験中の水分補給は必要か

 

試験中の水分補給の必要性について、私の考えをお伝えします。

 

結論、不要です。

 

理由は主にこの3つにまとめることができます。

 


・税理士試験は時間との勝負

・試験会場によっては机が異常に狭い場合がある

・こぼしたら大惨事・・・

 

 

それぞれ解説していきますね。

 

税理士試験は時間との勝負

 

既にご存じだと思いますが、税理士試験はたったの2時間で

1年間の努力が試される試験です。

 

水分補給の時間は、ほんの数十秒かもしれませんが

 

たとえ10秒、もしくは1秒だとしても

無駄にして良い時間なんてものは本試験にはありません。

 

さらに最近では、冷房がある程度聞いてる試験会場が大半なので、

2時間水分補給を我慢したら熱中症になってしまう、、ということは考えにくいと思います。

 

もちろん、冷房がまったく効いておらず水分補給しないと熱中症になってしまうというときは、

そのようなことはいってられないのですぐに水分補給をしてくださいね。

 

試験会場によっては机が異常に狭い場合がある

 

国税庁の税理士試験案内には、「机上に置いてある水分を補給することを認める」と書かれているので

本試験に水分補給をしようと思ったら、必ず事前に机の上に置いておかないといけないということになります。

 

そこで気になるのが、「机の大きさ、広さ」です。

私は4年間で、4つの試験会場を経験してきたのですが、会場によって机の広さは本当にバラバラでした。

 

参考までにどんな感じだったか記載しておきます。

 


簿記論、財務諸表論を受験した試験会場・・・かなり広い机、3人掛けの広い机の端と端を使うイメージ。

消費税法を受験した試験会場・・・隣の人とかなり距離が近い机。しかも机が傾いている(奥が高く手前が低い)ので支えていないとすべってくる最悪の机。

法人税法を受験した試験会場・・・3人掛けのまあまあ広めの机の端と端を使用。簿財の時と同じような机。

相続税法を受験した試験会場・・・過去最悪の机。小学校の教室にあるような机を一人一つ。問題用紙と解答用紙を置いたらタイマーや予備のボールペンを置くスペースが全くない。

 

 

いかがでしょうか。

 

年によってばらつきがありますが、最後に私が相続税法の試験を受けた会場などは、

飲み物を置くスペースなんてまるでありません。

 

机の上に置いて飲めという割には机が狭すぎるのは不公平じゃないかと思ったりもしますが・・・

 

ですので、基本的には、「水分補給はしない」スタイルで準備しておかないと

本試験の机が狭すぎたときは本当に困ってしまいます。

 

こぼしたら大惨事・・・

 

確率としてはかなり低いですが、本試験は普段とは違う空気なので

早く飲まなきゃ、、と気持ちが焦り、解答用紙に飲み物をぶちまける、、、

なんてことも考えられなくはありません。

 

このように試験と関係ないところで変なリスクをとるのは

個人的には避けておくべきだと思います。

 

持参はしておくべき

 

試験中の水分補給については、「するべきではない」という結論ですが、

 

持参はしておくべきです。

 

試験会場に向かうときや、教室に入るまでは、

真夏なので、それこそ熱中症になりかねません。

 

また、会場付近のコンビニは非常に混雑する傾向があるので

なるべく自宅から持っていくのがオススメですね。

 

どんなものを持っていけばよいか、ということについては、

 

基本的には自分がいつも勉強の時にお供にしているもの(私の場合はモンスターエナジーでした)を持参すれば良いと思いますが

利尿作用のあるもの(コーヒーやお茶など)を避け、

水やスポーツドリンクが個人的にはオススメです。

 

スポーツドリンクは塩分も補給できるので、熱中症対策の意味でも良いですね。

 

まとめ

試験中の水分補給について、私なりの考えをまとめてみました。

 

たった2時間で1年間の努力が実るか、水の泡になるかを試される試験なので

よっぽど水分が必要なる状況にならない限りは

水分のことは気にせず、試験に集中することが望ましいと思います。

それではっ!

ABOUT ME
じぇいりし
25歳某大手税理士法人勤務。会社勤めしながらブログと投資の三刀流でセミリタイアを目指しています。このブログでは、主に試験勉強法とお金の知識について発信:-)