「税理士試験、修正テープの使用が可能になったけど、実際どうなの?」
結論からお伝えすると、
「使わなくてよいが念のため持っていっておくべき」
です。
その理由についてお伝えします。
・なぜ修正テープが利用可能になったのか
・修正テープを使用するべきか
それではいきましょう。
第69回試験から修正テープ(修正液)の使用が可能に
第69回の税理士試験から修正テープの使用が可能になりました。
⑹ 答案の作成には、必ず黒又は青インキの筆記具を使用してください。修正液又は修正テープの使用は認めます。
出典:国税庁HP 税理士試験受験案内
ずっと待ち望んでいたという声も一部あり喜びの声もちらほらとありました。、
ちなみにですが、修正テープだけではなく、修正液も使用可能になっていますね。
使用可能になった経緯
なぜここにきて急に使用可能になったのか。
明確な発表はありませんが、私の考えを述べておきます。
・同じ会計系の試験である公認会計士試験では使用が認められていた
・使用を認める声があがっていた
この2点が大きな要因だと思います。
愚痴をこぼすわけではありませんが、税理士試験は良くも悪くも
「古き良き試験」のようなイメージになっています。
最近ではようやく認められるようになってきましたが、
真夏の試験で試験中飲み物を飲んだらいけないという
昔の部活動のような試験でした。
そんな試験だったからこそ、今までのスタイルを崩さずにいたのですが、
やはり時代の移り変わりですね。。
「会計士の試験では修正テープOKなのに、税理士試験ではなぜいけないのだ!」
という声がちらほらあがってたこともあると思われます。(私の周りにも実際にいました)
少しづつですが、時代に合った変更をしてくれているという点では、
あっぱれと言いたいですね。
修正テープを積極的に使うべきか
では、修正テープを積極的に試験で使うべきか?
答えはNOです。
少なくとも私は、使うべきではないと断言します。
理由はたった一つです。
「二重線での訂正が不可になったわけではないので修正テープを持ち替える時間が無駄」
これにつきます。
実際に二重線で修正する時間と修正テープで修正する時間をご自分でも比べていただけたら分かると思いますが
約2~3秒の差は生じますよね。
試験本番は、焦りや緊張もあり、修正が多くのなるのはよくあることです。
いつもだったらすらすらと書けるところが書けなかったりします。
つまり、2~3の差が積みあがって1分の差になることだってあります。
税理士試験で1分あったら何ができるか考えてみてください。
最後の一問が解けるし、全体の見直しだってできます。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、120分しかない試験では1秒たりとも無駄にはできません。
なので、繰り返しになりますが、
税理士試験に修正テープは「不要」です。
念のため持参はしておくべき
とはいえ、何があるか分からないのが本試験です。
念のため試験会場に持ち込み、机上に置いておくのは
全然アリだと思います。
実際に私も念のため持ち込みはしていました。
二重線で消しても余白がない、、、という時には
さすがに、最終兵器「修正テープ」を出動させないとどうにもなりませんからね。。
ちなみに本記事では、「修正液」のことはあえて触れておりませんでしたが
修正液は乾くまでに時間がかかるので論外です。
試験本番に修正液を持参している受験生がいたら、完全に分母だと思っていいでしょう。
あえて持っていく場合でも必ず修正テープをオススメします。
まとめ
税理士試験では修正テープは不要という点についてお伝えしました。
修正テープが不要ということは二重線で修正することになるので
滲んだり、字が太くなりすぎたりしないようにボールペン選びも重要になってきます。
オススメのボールペンの記事も参考にしてみてください↓
それではっ!