税理士試験を受験する上ではボールペン選びが非常に重要です。
「え、たかがボールペンごときで何が変わるの?」
と思う方もいるかもしれませんが、
筆者は4年間税理士試験を受け続けてきて、ボールペン選びの大切さを実感しています。
本記事では、長い税理士試験を戦っていく上で大切なボールペン選びのコツと筆者がオススメするボールペンを紹介します。
ボールペン選びのコツ
税理士試験を受験する上でのボールペン選びで重視したいポイントはこちらです。
・必ず青色のボールペンを使う
・芯が太いものは使わない
・2種類以上使わない
・ある程度有名なものを買う
一つずつ解説していきます。
必ず青色のボールペンを使う
税理士試験案内ではこのように記載されております。
出典:国税庁HP 税理士試験受験案内
つまり、黒または青のボールペンで戦うこととなります。
ではどちらを選ぶかということですが、私は断然青色をオススメしています。
理由は以下の通りです。
自分がつけたマークが後からすぐ分かる
試験問題は黒色で記載されているので、黒色のボールペンを使用するより、
青色のボールペンを使用した方が自分がマークしたところが圧倒的に分かりやすいです。
ケアレスミスが命取りのこの試験で、せっかくマークまでしたのに、
そのマークを見過ごしてしまっては本末転倒ですよね。
青色のボールペンを使えば自分のマークした箇所を見過ごす可能性もかなり少なくなります。
少しばかりのリラックス効果あり
あくまでもこれはオマケの効果ですが、
一般的に寒色系である青色は気持ちを落ち着かせる効果があります。
「ボールペン一つでリラックスなんかできるわけない」
という方、それはその通りかもしれません。
ですが、ただでさえめちゃくちゃ緊張する税理士試験です。
簡単なテクニックで少しでもリラックス効果が得られるのであれば利用する手はないですね。
芯が太いものは使わない
税理士試験では、想定外のことが当たり前のように起きます。
例えば、合っていると思って書き続けた計算式が最初から全部間違えていた、、、などなど。
この場合全てやりなおして空いている少しの余白スペースに書き直さなければいけませんよね。
こんな時に、芯が太いボールペンを使用していたらもう最悪です。
字が見えないわ、滲むわ、、で焦りが出て、その焦りでどんどん沼にはまっていきます。
何が言いたいかというと、
税理士試験では、なるべく芯が細いものを使ってください。
ということです。
具体的には0.5をオススメします。
0.7でもあまり変わりはないのですが、私の経験上0.7でも少し太いなと感じました。
2種類以上使わない
税理士試験を4年も受けていると、こんな方を見かけます。
・問題用紙にマークを付ける用のマーカーを標準装備している人
・理論と計算で芯の太さを変えるためにボールペンを2種類用意している人
私の持論ですが、時間が限られた試験の中でこれらはいずれも無駄だと思います。
税理士試験は時間との勝負です。
たった120分で1年間の努力が試される試験です。
問題を全て解ききることが困難な試験でやるべきことは、
問題用紙にマーカーを引くことではなく、一問でも多く答案用紙に自分の成果を書き残すことです。
理論と計算のタイミングでボールペンを入れ替えるだけならまだしも、マーカーとボールペンを交互に持ち替える作業ほど無駄なものはありません。
ある程度有名なものを買う
少し重要度は落ちますが、ある程度名の通っているものをマイボールペンとしておくこともオススメです。
試験当日に筆箱を落とすかもしれません。
試験直前にインクが急に出なくなるかもしれません。
このような不測の事態でも、ある程度有名なボールペンであれば、
すぐに駆け込んだコンビニやスーパーでも売っている可能性があります。
マイナーなボールペンを使っていて当日なくしてしまったら、、
もうどうしようもなくなりますよね。
オススメのボールペンはこれ
筆者がオススメするボールペンはズバリ、
です。
ジェットストリームは、
と、大事な要素が全て揃っています。
私は税理士試験の4年間、このボールペン一本で駆け抜けました。
(もちろん予備で同じものを複数購入はしておりますが、、)
税理士試験突破は、ジェットストリームあってこそといっても過言ではないくらいお世話になりました。
参考:税理士試験を受ける上でのボールペン戦略
税理士試験を受ける上でのボールペンに関する戦略をちょっと記載しておこうと思います。
参考になれば幸いです。
普段の勉強からボールペンを使うようにする
普段の勉強はシャーペンで、答練だけボールペンを使用している人をよく見かけますが、普段の勉強から試験で使うものと同じものを使う方がよいと私は思います。
そうすることで、常に本試験を意識することができます。
普段の勉強は練習、本試験は本番ではなく、普段の勉強からできるだけ本試験に近い環境を作っていれば本試験でも自分の力を最大限に発揮できますよね。
ずっと使っていると、ジェットストリームちゃんに愛着が湧いてきますよ☺
理論は書いて暗記しない
これは実際私が体験したことですが、
理論暗記の際、書いて覚えるという手法をとっていたため、財務諸表論の試験前に腱鞘炎になり、包帯を巻いて試験を受けることになりました。
部屋を整理していたらこんなものが。
税理士受験生一年目の時、自分の勉強法が確立されておらず、財表の理論をこんな風に書いて覚えていました。
案の定、本試験当日は腱鞘炎で包帯をつけて挑むことに。
簿財時代に書いて暗記する癖をつけてしまうと、税法でかなり苦しむハメになります。。 pic.twitter.com/JpLZO1NkOj— じぇいりし (@Liveawiselife) December 29, 2020
財務諸表論の理論程度であれば、書いて覚えるスタイルでも可能(私がいうことではありませんが、、)ですが、
税法で同じ勉強法をしていると必ず手が使い物にならなくなります。
なので、会計科目の段階から書いて覚えるのではなく唱えて覚える方法にシフトすることをオススメします。
また、書いて覚える方法にした場合、インクの消費量が大変なことになります。
まとめ
ボールペンについて長々と書きましたが、
ボールペン選びで大事なことを改めてまとめると
・必ず青色のボールペンを使う
・芯が太いものは使わない
・2種類以上使わない
・ある程度有名なものを買う
です。
良いボールペンを選んで、少しでも合格に近づきましょう。
それではっ!