税理士試験の科目の中でも一番ボリュームが多く
受験生を悩ます科目、それが法人税法です。
今回は法人税法を大原とTACどちらで受講すべきかという点についてまとめました。
また、法人税法でも有名な東の神(大原の某講師)と西の神(TACの某講師)についてもお伝えします。
東の神と西の神について
まず初めに、東の神と西の神について、ご存じではない方もいると思うのでお伝えします。
法人税法ではカリスマと呼ばれる超有名な先生が日本に2人います。
東の神と呼ばれる講師は大原の方で、
西の神と呼ばれる講師はTACの方です。
つまり、関西と関東それぞれに神と呼ばれる講師がいます。
法人税法を始めたばかりの方は聞いたことがないかもしれませんが、
勉強を進めていくうちに必ず耳にするはずです。
お二方とも異常な合格率を誇っており、また、堅苦しい法人税法の授業を
圧倒的にわかりやすく説明してくださると法人税法受験生界隈ではかなり定評があります。
筆者の受講歴
私は関西の大原で法人税法を受講していました。
大原ではWebフォローというものが標準装備されているため、
授業で分からないところがあればすぐ携帯で分からない部分だけ受けなおすことができます。
なんと、そのWebフォローの担当講師が東の神でした。
つまり私は、東の神の授業をいつでも繰り返し受講することが可能だったのです。
Webフォローの標準装備についてあまり知られていませんが、これは本当に有用ですよね。
私が法人税法をたった1年で合格したのはこの東の神によるWebフォローによるところが
本当に大きいと思ってます。
また、直前期にはTACの西の神の授業にも出席したので
結局私は、東の神、西の神と両方の講義を受けています。
そんな人は非常に珍しいのではないでしょうか。
大原とTACの講座スタイルの違い
これは実際に私が感じたこと&ヒアリングベースで聞いたことです。
大原のスタイル
「とにかく最低限の範囲・労力で受かろう。テキストも出る可能性が低いものは排除してます。」
TACのスタイル
「私たちが持っている情報を全て伝えるから後はできるところまで頑張ってね。」
大原だと学習量は比較的少なくて済むのですが他の受験生と差別化できない&本試験でTACのみが勉強している論点が出たら爆発。
一方TACでは、全て覚えきれたらかなり強いのですが、いかんせん量が膨大過ぎて追いつけなくなると爆発。
恐らくこんな感じです。
東の神はここがすごい
東の神の強さはなんといっても受講生目線で分かりやすく丁寧に教えてくれることです。
法人税法で頭を悩ます組織再編などの論点もこの方にかかればなんのその。
また、受講生に寄り添ってくれるところもかなりオススメできます。
西の神はここがすごい
西の神が有名な所以として、神のレジュメがあります。
私も何度か受け取ることができましたが、他の講師とは情報量・わかりやすさなど何から何まで違います。
また、自身が実務家ということもあり、実務チックなことも教えてくれます。
大原とTACどちらで受講するべきか
筆者の結論としては、
関西に住んでいるならTAC
関東に住んでいるなら大原
をオススメします。
また、北海道や九州にお住まいの方は関西といっても少し遠いので
大原を受講し、Webフォローにて東の神の講義を受講することをオススメします。
まとめ
法人税法をどうしても合格したいのであれば、
良い担当講師を選択するというのも戦略の一つです。
実際私も体験しましたが、同じお金を出すのでも、このお二方は圧倒的に「質」が違います。
税理士試験の難関科目である法人税法を少しでも早く合格するように
東の神と西の神の講義を是非一度受けてみることをオススメします。
それではっ!