こんにちは、じぇいりしです。
本日は、専門学校での人との付き合い方について体験談と私が意識していたことをお伝えします。
私は税理士試験を合格するまでの4年間、資格の大原(関西で2校、関東で2校)に通っていました。
専門学校に通っている人は老若男女、多種多様です。
一緒に切磋琢磨できる人もいれば、自分のモチベーションを下げようとしてくる人もいます。
その中で自分が付き合うべき人は誰なのか?いやそもそも専門学校という目的が明確な場所において人付き合いが必要なのか?
このあたりを書いていきたいと思います。
いつまでも合格しない社会人集団
突然ですが、少し体験談を。
私が簿財を始めたばかりの年、私が通っていた専門学校にはある目立ちたがり屋の社会人集団がいました。
社会人といっても結構ベテランの年齢に達していると思いますが4~5人くらいの男女グループです。
この方たちお昼はもちろん、休憩するときも皆で集まってわいわい騒いでいました。
無論、勉強の話をするなら良いのですが、プライベートな話をそれも大声で周りの目も気にせずしちゃってしまう方たちでした。
あまり詳しく話しすぎるとバレてしまいそうなのでこの辺にしておきますが、個人的には絶対関わりたくないな~と。
そして4年後私が税理士試験に合格し、翌年の社労士試験の勉強のため自習室に行ってみたら・・・案の定そのグループは健在でした。
それを見て私は察しました。そして思いました。
これから先も傷の舐め合いを続けているんだろうな、と。
これは人生においてもそうですが、こと専門学校においては、人付き合いは受験生活をも左右しかねません。
言葉を選ばずに言うと、この方たちは「税理士試験に合格するために専門学校に勉強しにきている」のではなく
「専門学校に勉強しに行くことを口実に仲の良い友人と交流を深めにきている」のではないかなと勝手に思っていました。
負のマインドは連鎖する
もう一つ体験談を。
専門学校で仲良くなった人の中に「超絶マインドが低い人」がいました。
お昼ごはんを一緒に食べている時や、休憩時間に喋っている時の口癖はいつもこうです。
「帰りたい~だるい~しんどい~」
こういった言葉がその人の口から出てくるようになってからは、私からお昼を誘うようなことは一切しませんでした。
理由は一つ。負のマインドは連鎖するからです。
税理士試験を本気で合格するために血反吐を吐くような努力をしていた私にとって、こういう人の存在ははっきり言って邪魔者以外のなにものでもありません。
この子と喋っていたら私までモチベーションが落ちてしまうことは火を見るより明らかでした。
専門学校での人との付き合い方で私が意識していたこと
ここまで体験談を2つ紹介しましたが、何も専門学校では人付き合いするな!と言いたい訳ではありません。
あくまでも、付き合う人を見極めることが必要だよね、ということが伝えたいだけです。
ここからは、人付き合いのデメリットだけではなくメリットも含め、私が専門学校での人付き合いで意識していたことを紹介します。
専門学校に通っている目的を忘れないこと
まず第一に念頭に持っておきたいのが「目的を忘れないこと」です。
専門学校に通っている目的はただ一つ、税理士試験に合格することです。この点には異論はないと思います。
ただ、専門学校というのは名前の通り同じ目的を持った同志が集まる場でもあるので、必然的にコミュニケーションがとりやすい環境にあります。
専門学校で色々な人間関係を築きすぎたために、校内で歩くたびに知り合いとすれ違い、挨拶やコミュニケーションで勉強時間が削られてしまっている人も周りにいました。
自分は何のために専門に通っているのか?目的は何なのか?を常に考えておくと自然と行動にも結び付いてくるかと思います。
付き合い方には自分なりの線引きをしておく
私個人的には、「専門学校時代に苦汁を嘗め合った仲間」というのはかけがえのないものなので、受験生仲間を作ること自体には賛成です。
されど付き合い方には自分なりの線引きをしておく、これがとても重要だと思います。
例えば、お昼休憩を1時間とるタイプの友人と一緒にお昼ごはんを食べるとき、あなたならどうしますか。
最後まで付き合う、途中で抜ける、途中から参加する、様々な選択肢がありますが、正直どれだって良いです。
大切なのは「あらかじめきちんと線引きをしておく」ということです。
自分は休憩を45分しかとらないと決めているなら45分経ったら必ず先に抜ける。これを守ることです。
専門学校での人付き合いはいかに自分が勉強時間の主導権を握るか、これさえ決まっていたら自由に人付き合いしても良いとさえ思います。
ちなみに当時の私はこんな線引きをしていました。
私の場合は時間で区切るのではなく、そもそも校内では誰とも関わらないことを念頭に線引きをしていました。
もちろん、当時は校内に知り合いが結構いたので、休憩時間に偶然出会った際の無駄話なんかはOKにしていました。
私の線引きのポイントは「自分から誘わない」ということです。
お互いに高めあえる関係ならむしろコミュニケーションをとる
これは人付き合いのメリットだと思いますが、まずはこちらのツイートをご覧ください。
法人税法の勉強をしてた時、受講仲間と分からない論点をお互いに説明し合ってた。
人に説明することで自分の中でも腑におちていく。休憩時間にしていたので休憩時間にも知識の再確認ができて一石二鳥。
ちなみに今は受講仲間が一人も居ないのでFP3級を目指している妹にひたすら年金の説明をする日々☺️— じぇいりし (@Liveawiselife) July 15, 2020
休憩時間を利用して、友人と2人で理論や計算の分からない論点を確認し合っていました。
勉強は得意・苦手が存在するので、私の得意は友人の苦手、友人の得意は私の苦手といった具合にお互いに弱い部分を補えたので、
そういう意味ではこの友人との休憩時間は勉強時間より有意義だったかもしれません。
これが本来の予備校での人付き合いの仕方と言っても過言ではないと思いますが、お互いに高めあえる関係であればむしろコミュニケーションをとるべきだとも思います。
孤独だって良い
ここまで、専門学校で人付き合いできる前提で紹介してきましたが、この記事をご覧になっている方の中には
「いやいや、そもそも専門学校で友達なんて作れる気がしないんやけど!?!?!?え!!!???」
と思っている方も中にはいるはずです。いやむしろたくさんいると思います。
そんな方に伝えたいことは2つ。
✔ 目的をしっかり意識できているなら孤独でも全く問題なし
✔ 税理士試験合格すると出会いが広がる
実際に私も、5科目目(相続税法)は上京した先の水道橋校で受けていたため、周りに1人も知り合いがおらず孤独状態でした。
ですが、そもそも人付き合いするために専門学校に行くのではないと心得ていたため、正直全く気になりませんでしたし、
知り合いがいなかったので自分の勉強時間を邪魔されることもありませんでした。
孤独ということのデメリットは、目的(税理士試験に合格すること)に対する意識が弱すぎると簡単に心が折れてしまうことです。
一方で、目的に対する強い意識を保てているのであれば、孤独の方が良いとさえ思います。
つまり言いたいことは、
「いや孤独だって良い」(ぺこぱ風)
そして専門学校で出会いがなくとも、税理士試験に合格したら圧倒的に業界人との出会いが増えます。
もちろん個人差はありますが、税理士試験を合格して約10か月経つ私が実際そのように感じているのですから。
なので、専門学校で税理士試験の勉強をされている皆様は、とにかく合格することだけを考えて目の前の勉強に取り組んでほしいと思います。
アンテナさえ張っておけば、出会いって意外と増えるものですヨ。